このシミュレーターについて
お金の見通しがわかれば、人生の選択肢はもっと広がる
大人になると、毎月の給料、税金、社会保険、住宅費、教育費、老後のお金……。 子どもの頃には見えていなかったたくさんのお金のことを、自分で考えなければ ならなくなります。
でも、「結婚したらどれくらいお金がかかる?」「子どもが2人いたら?」 「家を買ったら?」「何歳まで働けばいい?」と考えても、実際に何十年先の お金の流れを頭の中だけで想像するのは簡単ではありません。
このシミュレーターは、そんな「大人になるとブラックボックスになりやすい お金」を、できるだけ見える形にするために作りました。
将来の収入や支出、資産がどう動いていくのかを長期的に見通しながら、 「自分ならどうしたいだろう?」と考えるきっかけにしてもらえればと思っています。
さらに、お金の流れを見ていくと、収入や支出、資産運用には、税金や社会保険、 給付、年金、住宅ローン、教育費、投資など、さまざまな制度や統計が関わっている ことにも気づきます。
シミュレーションをきっかけに、「この数字はなぜこうなるんだろう?」 「自分の場合はどうなんだろう?」と、気になったことを詳しく調べてみる。 そんな使い方もしてもらえればと考えています。
子どもの頃、遠足のおやつを選ぶときには、「限られた金額の中で、何を買おう?」 と考えたのではないでしょうか。
お財布にいくら入っていて、いくらまで使えるのかがわかっていれば、その範囲の 中で「自分はこれが好きだから、これを買おう」と、自分なりに好きなものを 選ぶことができます。
人生も少し似ています。
将来のお金がどうなるのか、ある程度の見通しが持てれば、その中で 「自分はどうしたいのか」を考えやすくなる。
どんな人生が正解なのかを決めるのではなく、見通しを持ったうえで、自分が 好きな人生を選んでほしい。
このシミュレーターが、そのための「人生のお金の見取り図」に なればと考えています。
このシミュレーターでできること
自治体職員の給与や現在の制度・統計などをもとに、家族構成や働き方、住まい、 車、教育などの条件を入力して、これからのお金の流れを概算できます。
たとえば、
- 生涯の収入がどのくらいになりそうか
- 結婚や子どもの誕生で支出がどう変わるか
- 教育費や住宅費、車にどのくらいお金がかかるか
- 毎年の収入と支出の差がどう変化するか
- 将来の総資産がどのように推移するか
- 働き方や家族構成を変えると、結果がどう変わるか
といったことを確認できます。
「子どもをもう1人増やしたらどうなる?」
「家を買うなら何歳くらいがよさそう?」
「今の働き方を続けたら、老後はどうなる?」
そんな疑問を、実際に条件を変えながら試してみることができます。
このシミュレーターの考え方
このシミュレーターは、将来を正確に予測するためのものではありません。 現在の制度や統計、入力した条件をもとに、将来のお金の流れを「見える化」 するためのものです。
実際の収入や支出は、制度の変更、物価、働き方、家族構成などによって 変わります。そのため、表示される金額はあくまで将来を考えるための目安として ご利用ください。
一方で、数字をただ並べるだけにはしたくありませんでした。給与や税金など 制度に基づくものは、できるだけ条例・法律などの一次資料を確認しています。 生活費や教育費など、人によって差が大きいものについては、公的統計などを 参考にした概算値を使用しています。
「この数字は、どこから来たの?」と思ったときに確認できるよう、使用している 主なデータと出典も公開しています。
→ データ・出典
できるだけ根拠のある数字にするために
シミュレーターでは、計算結果が大きくずれていないか、複数の方法から 確認しています。
- 計算や既存機能が正しく動いているか
- 年齢や制度が切り替わる境目で正しく計算されるか
- 公的統計と比べて極端な数字になっていないか
- 実際の生活を考えたときに、不自然な結果になっていないか
また、制度やデータを更新した際には、既存の計算結果に意図しない変化が 起きていないかも確認しています。
ただし、どれだけ確認しても、将来の出来事を完全に予測することはできません。
このシミュレーターは、「正解を出すもの」ではなく、「考えるための 材料を出すもの」としてご利用ください。
対応している自治体
現在は、以下の自治体に対応しています。
特別区
千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区・葛飾区・江戸川区
政令指定都市
さいたま市・千葉市・横浜市・川崎市・相模原市
今後も対応する自治体を増やしていく予定です。
利用する前に
このシミュレーターを利用する際の注意点や、数字の見方については 「利用上の注意」にまとめています。
→ 利用上の注意